マイホームを建てたいが頭金が十分でない場合に、
- ハウスメーカーや不動産会社に相談しにくい
- 銀行の審査に通らないのでは?
- 購入後の生活が心配
他にも色々と悩みや心配事は尽きないと思います。
しかし、金融機関で借入をすることができて、月々の返済に余裕を持った返済計画であれば、それほど悲観することもありません。
昨今では、ある程度の余剰資金があってもフルローンを利用する方も増加傾向にありますし、ハウスメーカーや不動産会社への相談でも、「自己資金が少ない」または、「自己資金は無しで計画したい」という方も増えています。
ただし、一定の割合で大きく後悔する人が存在するのも事実です。
この記事では、頭金なしで住宅ローンを組む場合に、後悔する理由を解説していきます。
どんな後悔があるのかを把握して、自身の家庭で置き換えても「後悔する可能性があるのかどうか?」「対処できるのか?」よく考えて、後悔しないような判断をしていただけると幸いです。
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頭金なしの住宅ローンで後悔する理由
1.月々の返済負担が大きくなる
頭金なしで住宅ローンを利用する場合、借入金額が大きくなりますので月々の返済負担が大きくなりがちです。
以下では、総額4000万をフルローンで借入れた場合と、1割の頭金を入れた場合を比較してみます。
借入期間 | 金利 | 頭金 | 借入額 | 月々の返済額 |
---|---|---|---|---|
35年 | 0.7% | 400万円 | 3600万円 | 96,667円 |
35年 | 0.7% | 0円 | 4000万円 | 107,408円 |
4000万円を借入したケースでは、35年の金利0.7%で試算すると、約1万円ちょっと負担が大きくなります。
35年ローンでは、月々の返済に負担が大きいと感じる家庭では、年齢により返済期間を長く設けられる金融機関も増えてきています。ただし、総利息が大きくなることや、完済時年齢が高齢になることとなるため、計画的な繰り上げ返済を考慮して考える必要性があります。
また、モゲチェック の住宅ローン診断を利用すると、ローン審査の通過確率を提示してくれて、金利などの条件比較が簡単になり、モゲチェック限定の優遇金利も無料で利用することができます。
以下の記事では、返済期間を延ばすリスクについても詳しく解説しています。
2.急な出費や想定外の事態
想定外の出費や、収入減による返済苦には注意が必要です。
以下のような事態が起こった際に、「預金もない」「頼れる親族も居ない」となると、本当に困ってしまいます。
本来は手を付けたくない積み立てや、万が一の事態が起こった際に頼れる両親なのかどうかも、重要な判断基準となります。もちろん、甘えることは良くないですが、最悪の事態に頼よることができるかどうかで精神的な負担は大きく異なります。
ケガや病気への対応
ケガや病気は、いつ起こるかわからず急に襲い掛かかってきます。
もちろん、住宅ローンに付随する団体信用生命保険の保障内容も慎重に判断する必要がありますが、他にも万が一の事態に備えた医療保険への加入があるかどうかなど、そのような事態を乗り切れるかどうかを想定しておく必要があります。
失業や収入減
失業や収入減に直面することも考えられます。職種や会社の規模、さらに業績なども考慮して将来的な不安があるのかどうか、客観的に考える必要があります。
共働きが続けられない
また、すでに共働きをしている世帯では、共働きの収入を全て見込んで返済計画を立てるのは、非常に危険です。特に子育て世帯では、世帯収入を維持できない状況は誰にでも起こり得ます。
- 出産・育児によって時間に制限を受ける
- 親の介護で時間に制限を受ける
- お子さんに想像以上に手がかかり、仕事との両立が難しくなる
- 時短勤務により収入減、または時短勤務で本来の職種に就けない
- 育児や保育園のお迎えなど、親の体調不良などの原因で協力が受けられなくなる
- 家事育児と仕事の両立で、精神的負担が大きくなり働けない状況に陥る
子育て世帯では、共働きの収入が維持できなくなる要素が多くなりますので、単独ローンよりも余裕を持った返済計画が必要です。
離婚問題
誰もが離婚しないと考えて住宅を購入しますが、残念ながら住宅の購入時期に関わらず離婚をしてしまう夫婦は一定数存在します。
離婚となると住宅以前の大変な問題となりますが、現実にはとてもお金がかかります。当然に別居となるのが一般的ですので、ローンの支払いに加えて別居する費用や生活する固定費が増えてしまいます。
また、今後住宅をどうするかなど、後述であらためて解説しますが、売却や住み替えなどもそう簡単にはスムーズに進めることができない状況が一般的には多くなります。
3.日常生活の我慢
購入前には、日常生活の節約などに対して「マイホームが手に入るなら全然我慢できる!」と考える人も大勢いますが、その気持ちは残念ながら続かないかも知れません。
- 節約が原因で、同僚や友人との娯楽に参加できない
- 子供の遊びや家族合同での誘いを断らなくてはならない
- 欲しいものが買えない、食べたいものが食べられない
- 子供に我慢させることが増えてしまう
それぞれ、価値観は異なりますが、日々の我慢は精神的な負担も大きくなり、時には家族関係にも影響を与えてしまうこともあります。
住宅を購入することで、これまでのライフスタイルを大きく変える必要性がある方は、特に注意が必要です。
4.売却や住み替えの問題
特に新築住宅を建てた場合、仮に何らかの理由で住み替えや売却を検討する際には、ほとんどの場合で購入した金額以下の金額でしか売却できません。
住み替えの場合でも、基本的には現在の住宅を売却などにより住宅ローンを清算する必要がありますので、住宅ローンの残債と売却した金額の差額は、自己資金で返済することになります。
このように、住宅ローンの残債よりも住宅の価値が低いことを、担保割れと言います。
頭金が少ないと担保割れになりやすく、担保割れの差額が広がりやすくなります。売却したくても売却できない状況に陥る可能性もあるので注意が必要です。
5.住宅の維持費や光熱費を甘く見ていた
住宅ローンの返済には余裕を持って計画したと考えていても、固定資産税や将来的な修繕の積み立てなど、試算が甘いと住宅ローンの返済にも影響を与えてしまいます。
さらに、光熱費も賃貸住宅などから比較すると高額になる傾向があります。建物自体が広くなりますし、住宅を購入するタイミングではお子さんが増えることもあります。
ハウスメーカーなどに依頼することで、光熱費のシュミレーションなども可能な場合もありますので、積極的に依頼して、しっかりと把握して計画を進めることが重要です。
また、LIFULL HOME'S
以下では、住宅の維持費について詳しく解説しております。
6.住宅完成前に資金不足になる
頭金がなく、さらに住宅ローンの借入れの上限が、建築資金などの予算ギリギリの場合は注意が必要です。
特に、注文住宅の場合では、契約前に事前審査を行い融資の枠を確保して話を進めていきますが、契約後に変更したい箇所が出てきて金額が増えるケースもありますし、例えば地盤改良工事などは、工事が進まないと金額が確定しないことが一般的なので、不意に予算が足りなくなることも考えられます。
そのような事態では、自己資金で対応できる場合や、住宅ローンの借入枠を増額することができれば、問題を解決できますが、どちらも難しいケースでは、対応のしようがありませんので注意が必要です。
以下の記事では、見積のトラブル事例や、住宅購入にかかる費用を細かく解説していますので、参考にして下さい。
頭金が少なくても計画できる
これまでに、頭金なしの住宅ローンで後悔する理由を解説してきました。
頭金があることで、
- 住宅ローンに通りやすくなる
- 金利が優遇されやすくなる
このようなメリットはありますが、昨今ではフルローンに対応している金融機関も増えていますので、自身の状況に合わせて、無理のない計画を立てるようにしましょう。
また、フルローンとは言っても、引っ越し費用や家具家電の購入費などは、基本的に住宅ローンに組み込むことはできません。また最低限の手付金を住宅ローンの実行前に支払う必要性もあります。
家具家電の購入費や、引っ越し費用についても住宅ローンで賄える金融機関や、手付金準備の困りごとに関しては、以下の記事で詳しく解説しております。
ハウスメーカーは必ず比較して決めよう!
ハウスメーカー選びは、複数の会社を比較することで、それぞれのメリット・デメリットに気が付き易くなります。さまざまな営業マンから提案を受けることで、あらたな考え方や気付きが与えらえることもあります。
マイホーム計画で後悔する理由はさまざまですが、後悔する原因は、「知らなかった」「気付かなかった」の2つです。
マイホーム計画を成功させるために、しっかりとハウスメーカーを比較して、後悔のない計画を進めていきましょう。
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住宅ローンの選択は、マイホームを建てるうえで非常に重要なステップです。高額で返済期間が長い住宅ローンでは、少しの金利差で数十万円~数百万円も利息が節約できます。
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※各銀行の審査の結果、優遇金利を利用できない場合もあります。
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