40年住宅ローンはやばい?デメリットと繰上げ返済の効果を解説!

40年住宅ローンと聞くと、「やばいのでは?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、一般的な35年ローンと比べると、総支払額の増加や完済時の年齢が高くなるなど、デメリットがあるのは事実です。そのため、「40年ローンなんてありえない!」と考える人も少なくないでしょう。

しかし、40年ローンを検討する方の多くは、「このタイミングを逃したら、理想のマイホームは手に入らないかもしれない」という切実な思いを抱えているのではないでしょうか。

結論から言えば、40年ローンは、工夫次第でデメリットをカバーし、家づくりの夢を叶えるための有効な手段となり得ます

ただし、何も考えずに「理想の家に住めるなら!」と勢いで決めてしまうのは危険です。大切なのは、デメリットをきちんと理解し、綿密な計画を立てることです。

この記事では、元業界の営業マンである筆者が、40年ローンのメリット・デメリットを徹底解説します。

  • どんな人が40年ローンを利用しても良いのか?
  • 逆に、どんな人は避けるべきなのか?
  • 利息を抑えるための繰り上げ返済の具体的な方法

これらの疑問を解消し、あなたのマイホーム計画を成功させるためのヒントをお届けします。ぜひ最後までお読みください。

この記事では、主に以下の点について詳しく解説しています。
  • 期間40年ローンのデメリット
  • 期間40年ローンのメリット
  • 40年ローンを利用していい人・ダメな人
  • 賢く利用する!繰り上げ返済という選択肢

住宅ローンを比較するなら「モゲチェック」

住宅ローンの金利は、少しの違いが大きな利息の差になります。

なら、金利や団信を比較できるだけでなく、モゲチェック限定の優遇金利も見つけられます。

忙しい中でも、時間とお金を節約して、後悔のない賢い選択をしましょう。

モゲチェックが選ばれる8つの理由

  • 無料で利用できる
  • 新規も借換えも可能
  • 登録内容で複数の事前審査
  • 金利や団信を簡単に比較
  • 不明点をプロに相談
  • ユーザー限定の優遇金利!
  • ローン通過の確率を提示!
  • 新機能のプレ審査承認!

モゲチェックを使えば、住宅ローンを簡単に比較できます。そのまま事前審査や本審査に進めるので、忙しい方でも手間なく最適なプランを見つけられます。

さあ、あなたに合ったローンを今すぐ探しましょう。

\ 新規お借入の方はこちら/

\ 借換えの方はこちら/

目次

期間40年:住宅ローンのデメリット

期間40年の住宅ローン:デメリット【イメージ画像】

「40年ローン」と聞いて真っ先に気になるのは、やはりデメリットではないでしょうか。ここでは、特に注意すべき6つのポイントを解説します。

① 期間40年の住宅ローンは金利上乗せの傾向

すべての金融機関ではありませんが、返済期間を長く設定する場合、金利が上乗せされる傾向にあります。

一般的には、35年ローンと比べて0.1%~0.2%程度上乗せされるケースが多いです。もちろん、三井住友信託銀行のように上乗せのない金融機関も存在しますが、全体的には少数派です。

スクロールできます
金融機関名金利タイプ金利上乗せ提携サービス
住宅金融支援機構
(フラット50)
固定+0.1%
※取扱い金融機関により
諸条件は異なる
なし
ARUHIフラット35
(最長50年)
固定上乗せあり
※借入期間別で優遇率が変化
 
※審査通過確率を提示!
住信SBIネット銀行変動・固定+0.07%
※40年超は+0.15%
 
※審査通過確率を提示!
PayPay銀行変動・固定+0.1%
プレ審査承認の対象!
auじぶん銀行変動・固定+0.1% 
※審査通過確率を提示!
イオン銀行変動・固定+0.1% 
※審査通過確率を提示!
楽天銀行変動・固定上乗せあり
※審査結果により異なる
なし
池田泉州銀行変動・固定全期間固定:上乗せあり

その他は基準なし
※審査結果により異なる
 
※審査通過確率を提示!
スルガ銀行変動基準なし
※審査結果により異なる
 
※審査通過確率を提示!
関西みらい銀行変動・固定基準なし
※審査結果により異なる
 
※審査通過確率を提示!
北洋銀行変動・固定基準なし
※審査結果により異なる
なし
北陸銀行変動・固定基準なし
※審査結果により異なる
なし
武蔵野銀行変動・固定基準なし
※審査結果により異なる
 
※審査通過確率を提示!
ろうきん変動・固定基準なし
※審査結果により異なる
なし
三井住友信託銀行変動・固定上乗せなしなし
※2025年8月時点の情報であり、審査結果によって変動する場合があります。

フラットの取扱期間やネット銀行では、上乗せ金利の基準が明確に示されています。一方では、地方銀行などでは基準は設けられていない傾向があり、審査結果により異なると考えておきましょう。

ただし、金融機関により住宅ローン審査の基準は異なり、自己資金率個人の属性により貸出金利が決定することが一般的です。さらに、団体信用生命保険の保障内容により金利は異なります。

住宅ローンを選ぶ際は、金利だけでなく、諸費用や団信の保障内容も含めて総合的に比較検討しましょう。

35年・40年ローンの比較シミュレーション

同じ5,000万円を借り入れた場合、金利に差があると、総支払額はどれくらい変わるのでしょうか?

PayPay銀行の優遇金利(2025年8月時点)で比較してみましょう。
※「スマホ/ネット/でんき優遇割」を適用

スクロールできます
期間固定金利借入金額月々返済金額総利息額
35年0.6%5,000万円132,014円約545万円
40年0.7%5,000万円119,459円約734万円
※2025年8月時点(金利は一定で算出)

このケースでは、月々の返済額を約1.2万円抑えられる一方で、総利息額は約189万円も増えてしまいます。

40年ローンで総利息額が増える理由

  • 返済期間が長いと元金の減りがゆっくりになる
  • 元金の減りがゆっくりになると利息が増える
  • 金利の上乗せがある
元営業マン

利息の負担を減らすには、やはり計画的な繰り上げ返済が非常に有効です。

40年ローンは、月々の返済負担は軽減され、利息の支払いは増えてしまいます。繰り上げ返済も考慮しながら、複数の金融機関を比較して無理のない選択するようにしましょう。

② 売却や住み替えのハードルが上がる

返済期間が長いと、月々の返済額が減る反面、元金の減り方が非常にゆっくりになります。

特に自己資金を入れずにフルローンを組んだ場合、担保割れ(家の価値がローン残高を下回ること)になりやすくなります。

将来、やむを得ず家を売却する際は、原則としてローンを全額完済しなければなりません。このとき、家の売却価格でローンを完済できない場合、その差額は自己資金で補う必要があります

ローン残高がなかなか減らない40年ローンでは、この差額が大きくなり、売却や住み替えの大きなハードルとなる可能性があります。

返済期間別:ローン残債の比較シミュレーション

以下では、35年と40年で5000万円の借入した場合の残債額を比較しています。

住宅ローン残債の比較(35年と40年)

スクロールできます
借入期間
(金利)
10年後の残債15年後の残債20年後の残債25年後の残債30年後の残債
35年
(0.7%)
約3,694万円約3,006万円約2,293万円約1,555万円約791万円
40年
(0.7%)
約3,878万円約3,286万円約2,674万円約2,040万円約1,384万円
35年
(1.5%)
約3,827万円約3,172万円約2,466万円約1,704万円約884万円
40年
(1.5%)
約4,015万円約3,465万円約2,871万円約2,232万円約1,543万円
※上記は5000万円を借入した場合のシュミレーションです。

5,000万円を期間40年で借入した場合、30年後の時点で残債が1,000万円以上残っています

たとえば30歳で40年ローンを組んだ場合、定年を迎える60歳の時点で、まだ1,000万円以上のローンが残っている計算になります。

③ 40年ローンは利息の負担が大きくなる

40年ローンは、月々の返済負担を軽減できる分、利息の支払いは大きくなります。

以下では、35年と40年で借入した場合の総利息を比較してみました。

35年/40年ローンの利息を比較(借入:5000万円)

スクロールできます
返済期間
(金利)
総利息総支払額
35年
(0.7%)
約639万円約5,639万円
40年
(0.7%)
約734万円約5,734万円
35年
(1.5%)
約1,430万円約6,430万円
40年
(1.5%)
約1,652万円約6,652万円
※上記は5000万円を借入した場合のシュミレーションです。

5,000万円を借入れたケースでは、返済期間を40年にすることで約100万円~約230万円ほど、利息の支払いが増えることになります。

35年/40年ローンの利息を比較(借入:4000万円)

スクロールできます
返済期間
(金利)
総利息総支払額
35年
(0.7%)
約511万円約4,511万円
40年
(0.7%)
約587万円約4,587万円
35年
(1.5%)
約1,144万円約5,144万円
40年
(1.5%)
約1,322万円約5,322万円
※上記は4000万円を借入した場合のシュミレーションです。

4,000万円を借入れたケースでは、返済期間を40年にすることで約70万円~約180万円ほど、利息の支払いが増えることになります。

同じ金利で比較した場合、40年ローンは35年ローンより総利息が1.15倍ほど大きくなる計算です。

④ 完済時年齢が高齢になる

ローン期間を長く設定すると、毎月の返済額を抑えられますが、完済時の年齢が上がってしまう点には注意が必要です。

たとえば30歳で40年ローンを組んだ場合、完済するのは70歳になります。定年退職後も再雇用で働き続けることはできるかもしれませんが、現役時代より収入が減る可能性が高いでしょう。

完済時年齢に関する3つのポイント

金融機関が設定する完済時年齢は、一般的に75歳から80歳です。そのため、40年ローンを組みたいと思っても、完済時の年齢がこの上限を超えてしまうと、希望する期間でローンを組むことができません。

審査のハードルも、完済時年齢が高くなるほど厳しくなります。特に上限年齢ぎりぎりの場合、「40年ローンでも大丈夫だろう」と安易に考えず、以下の点を考慮した綿密な返済計画が不可欠です。

  • 老後の返済は本当に可能か?
  • 退職金での一括返済は現実的か?
  • 繰り上げ返済で返済期間を短縮できるか?

これらの点を踏まえ、将来を見据えた無理のない返済プランを立てましょう。

元営業マン

申込ベースではなく返済開始からの完済時年齢までの期間が最長となります。年齢がギリギリの方は、注意して下さい!

⑤ 精神的負担が大きくなる

ローンの返済期間を長く設定すると、月々の支払額を抑えられ、希望するマイホームを選びやすくなるメリットがあります。しかし、その反面、長期間にわたる返済が精神的な負担となってしまう可能性もあります。

特に、老後の返済は大きな負担になりがちです。無理のない返済計画を立てることはもちろん、早いうちから計画的に繰り上げ返済を行い、少しでも早くローンを完済することを目指しましょう。

⑥ 40年ローンは選べる金融機関が限られる

40年住宅ローンは、すべての金融機関で取り扱いがあるわけではありません。利用できる金融機関が限られるため、必然的に選択肢が狭まります。

限られた選択肢の中から、金利や団信の保障内容などをしっかり比較し、できるだけ好条件の金融機関を選ぶことが大切です。

住宅ローンの比較・検討には「モゲチェック」がおすすめ

は、あなたの状況に合わせて、最適な住宅ローンを簡単に比較できる無料サービスです。

モゲチェックの主な特徴

  • 優遇金利が適用されることも
    • モゲチェックの診断ユーザー限定で、特別な優遇金利が提供される場合があります。
  • 無料で利用可能
    • 新規借り入れはもちろん、借り換えにも対応しています。
  • 手間なく比較検討できる
    • 金利や団信などの借入条件を簡単に比較できます。
  • 審査通過の確率もわかる
    • 登録した情報をもとに、複数の金融機関の事前審査を一度に行えます。
    • プロのアドバイスも受けられるので、安心して検討を進められます。

期間40年の住宅ローン:メリット

期間40年の住宅ローン:メリット【イメージ画像】

40年住宅ローンには、月々の返済額を抑え、借入可能額を増やせるというメリットがあります。これらのメリットは、マイホームの選択肢を広げることにつながります。

① 審査に通りやすくなる

収入に対してローンの返済負担が大きすぎると、「希望額を借りられない」「審査に通らない」といった事態も起こり得ます。しかし、返済期間を長く設定すれば、月々の返済額を抑えられ、返済比率(年収に占める年間返済額の割合)が下がるため、審査に通りやすくなります

たとえば、5,000万円と4,000万円を借り入れた場合の月々の返済額を見てみましょう。

5,000万円を借り入れた場合の返済額比較

スクロールできます
借入期間月々の返済額
(金利0.7%の場合)
月々の返済額
(金利1.5%の場合)
35年134,260円153,092円
40年119,459円138,586円
※上記は5000万円を借入した場合のシュミレーションです。

このように、40年ローンでは月々の返済額を約14,000円抑えることができます

4,000万円を借り入れた場合の返済額比較

スクロールできます
借入期間月々の返済額
(金利0.7%の場合)
月々の返済額
(金利1.5%の場合)
35年107,408円122,473円
40年95,567円110,868円
※上記は4000万円を借入した場合のシュミレーションです。

4,000万円の場合、40年ローンでは月々の返済額を約11,000円抑えることができます

理想的な返済比率とは?

  • 年収400万円以下:20%~最大25%以内
  • 年収400万円以上:25%~最大30%以内

返済比率は、税込年収に対する年間のローン返済額の割合を示す数値になります。

また、返済比率は、自動車ローンなどの既存のローン返済も含み算出します。

返済比率の計算方法

  • 年間のローン返済額÷税込年収×100=返済比率(返済負担率)

② 住宅の選択肢が広がる

返済期間を長くすることで、借入額を増やすことができるため、より多くの住宅の中から選択できるようになります。

たとえば、年収600万円の人が、返済比率25%(月々の返済額125,000円)でローンを組む場合の借入可能額を比較してみましょう。

スクロールできます
月々の返済額返済期間金利借入可能金額
125,000円35年0.7%約4,655万円
125,000円40年0.7%約5,231万円
125,000円35年1.5%約4,082万円
125,000円40年1.5%約4,509万円
【設定条件:年収600万円・返済比率25%】

同じ月々の返済額でも、期間を40年にすることで、金利0.7%の場合で約570万円金利1.5%の場合で約420万円も予算を増やすことができます。

③ 団体信用生命保険を長く付保できる

住宅ローン返済中は、団体信用生命保険(団信)を利用できます。返済期間が長くなるほど、団信の保障期間も長くなるため、万が一のことがあった場合も安心です。

④ 資産運用という考え方もある

返済期間を長くして月々の返済額を軽減し、その差額分を資産運用に回すという考え方もあります。

金利の影響を受けずに、月々の返済金額が一定の固定金利で考えてみます。

スクロールできます
期間固定金利借入金額月々返済金額総利息額
35年1.82%4000万円128,840円約1,412万円
40年1.92%4000万円119,453円約1,724万円

たとえば、月々の返済額を35年ローンより9,000円抑えられたとします。この9,000円を年利5%で35年間積み立てると、約1,000万円になります。

一方で、40年ローンを組んだ場合の35年時点でのローン残債は約670万円程度です。この場合、運用益からローンを一括返済しても、約200万円ほど手元に残る計算になります。

元営業マン

ただし、この考え方はあくまで一例であり、十分な知識や実績がない場合は、リスクを伴うため慎重に検討する必要があります。

40年ローンを利用していい人・ダメな人

期間40年の住宅ローンを利用していい人?ダメな人?【イメージ画像】

ここまで40年ローンのメリット・デメリットを解説してきました。ここからは、元業界営業マンの私の経験から、40年ローンを利用しても良い人と、利用しない方が良い人についてお伝えします。

40年ローンを利用しても良い人

40年ローンを利用する最大のデメリットは、35年ローンに比べて支払う利息が数百万円も多くなることです。40年ローンを組む際は、将来の返済負担を減らすためにも、繰り上げ返済を計画に含めておくのがおすすめです

以下に当てはまる方は、40年ローンを検討しても良いでしょう。

  • 計画的に繰り上げ返済ができる人
  • 20代で、近い将来の収入アップが明確な人
  • 近い将来に共働きが実現できる人
  • 返済比率は高いが、家計の他の支出が低い人
  • 資産運用の目的で利用する人
  • まとまったお金が入る予定がある人(相続など)
  • デメリットを理解した上で、住宅購入を優先したい人

家を持つことや子育ては、仕事のモチベーションにもつながります。多少無理をしてでもマイホームに住みたいという気持ちも分かりますが、綿密な計画を立てることが何よりも大切です

40年ローンをおすすめしない人

安易な気持ちで40年ローンを組むと、後悔につながる可能性があります。特に以下に当てはまる方は、慎重な検討が必要です。

  • 「なんとかなるだろう」と安易に考えている人
  • 変動金利と40年ローンを選択しても家計の負担が大きい人
  • 夫婦の合算収入が返済の軸で40年ローンでも家計の負担が大きい人

特に共働きの場合、将来的にどちらかの収入が減る可能性も考慮しておくべきです。子育てや親の介護、さらには子育ての協力が受けられる家族環境なのかどうかも、大切な判断要素です。

スクロールできます
利用しても良い人おすすめしない人
返済比率は高いが他の支出があきらかに低い人
計画的に繰り上げ返済ができる人
20代で近い将来に収入が上がることが明確な人
近い将来に共働きが実現できる人
近い将来まとまったお金が入ることが明確な人(相続など)
資産運用に十分な知識があり実績もある人
デメリットを理解した上で住宅を優先したい人
何とかなるだろうと考えてる人
変動金利と40年ローンを選択しても負担が大きい
合算収入が返済の軸で40年ローンでも負担が大きい

いずれにしても、40年ローンを組む場合は、繰り上げ返済を前提とした無理のない返済計画を立てることが成功の鍵となります。

40年ローンを賢く利用する!繰り上げ返済という選択肢

期間40年の住宅ローンは繰り上げ返済を考えましょう!【イメージ画像】

40年住宅ローンを組むなら、ぜひ繰り上げ返済を視野に入れておきましょう。

繰り上げ返済には、大きく分けて2つの方法があります。

期間短縮型

期間短縮型のイメージ画像

期間短縮型の繰り上げ返済は、毎月の返済額はそのままに、返済期間を短縮する方法です。

期間短縮型の特徴
  • 毎月の返済額はそのままに、返済期間を短くする方法です。
  • 最大のメリットは、利息を大幅に軽減できること!

返済額軽減型

返済額軽減型のイメージ画像

返済額軽減型の繰り上げ返済は、返済期間はそのままに、毎月の返済額を減らす方法です。

返済額軽減型の特徴
  • 返済期間は変えずに、毎月の返済額を減らす方法!
  • 期間短縮型より利息の軽減効果は低いです。
  • 家計の負担を軽くしたい場合に有効です

40年ローンの繰り上げ返済シミュレーション

「40年ローンは利息負担が大きくて不安…」と感じる方も多いかもしれません。しかし、計画的に繰り上げ返済を行うことで、その不安を大きく軽減できます。

※ローン金利は期間内一律で算出

このケースでは、住宅ローン控除期間が終わる14年目に420万円、その後5年ごとに180万円を繰り上げ返済することで、完済期間を約7年半も短縮でき、総返済額の差額をわずか約60万円に抑えられます。

住宅ローンの利息は、元金が減るほど効果が大きくなります。インターネットバンキングを使えば、手数料無料で1万円からでも繰り上げ返済ができる金融機関が増えていますので、少額からこまめに返済していくのがおすすめです。

また、住宅ローン控除が最大13年間受けられるため、還付金を活用することも有効な手段です。

以下のサイトでは、繰り上げローン返済の計算が可能です。
keisanサイトはこちら

金融機関別:繰り上げ返済手数料をチェック!

近年、多くの金融機関で繰り上げ返済手数料が無料になっています。

スクロールできます
金融機関名繰上げ返済
(手数料)
住信SBIネット銀行無料
PayPay銀行ホームページ手続きは無料
電話の手続きは5,500円(税込)
auじぶん銀行無料
イオン銀行無料
楽天銀行無料
池田泉州銀行インターネット手続き:無料
窓口受付:33,000円
スルガ銀行11,000円(税込)
関西みらい銀行インターネット手続き:無料
窓口の手続き(変動):5,500円(税込)
窓口の手続き(固定):33,000円(税込)
北洋銀行無料
北陸銀行インターネット手続き:無料
武蔵野銀行インターネット手続き:無料
ろうきん無料
三井住友信託銀行インターネット手続き:無料
その他:16,500円(税込)
※2025年8月時点の情報

住宅ローン控除は0.7%が最大で13年間還付される

住宅ローン控除は、住宅性能や世帯状況により控除対象の金額が異なります。

住宅ローン控除の詳細は、以下の通りです。

住宅ローン控除の概要

住宅ローン控除は、現時点で2025年の12月末までに、新居に入居した方が対象となります。

2025年3月末に、2024年と同じ条件で継続することが決定しました。
※2025年4月更新済み

詳細な情報は以下の表にまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。

スクロールできます
住宅性能の種類入居時期
2025年
子育て世帯・若者夫婦世帯
入居時期
2025年
(子育て・若者夫婦以外)
長期優良住宅・低炭素住宅5000万円4500万円
ZEH水準省エネ住宅4500万円3500万円
省エネ基準適合住宅4000万円3000万円
その他の住宅0円
※1
0円
※1
引用元:国土交通省HPより参照
※1(2023年中の建築確認済みは2000万円まで対象になり期間は10年間)

子育て世帯・若者夫婦世帯は、控除対象となる限度額が優遇されています。また、2024年以降に確認申請を取得した新築住宅は、省エネ基準を満たさなければ控除を受けられません。

子育て世帯・若者夫婦世帯とは・・・
  • 19歳未満の扶養親族を有する者
  • 40歳未満で配偶者を有する者
  • 40歳以上で40歳未満の配偶者を有する者

住宅の性能によってローン借入残高の対象範囲が異なります。この対象範囲を上限にして、年末のローン借入残高の0.7%を所得税から最大で13年間控除することができます。

さらに、所得税から控除しきれない場合は、住民税からの控除も利用することができます。ただし、住民税からの控除は課税所得金額の5%、もしくは最大で9.75万円が上限となり少ない方の額が控除されます。

元営業マン

要するに、借入残高の0.7%の金額より所得税額が少なくても、住民税からさらに控除できる金額は最大で9.75万円までとなります。
そのため、最大限に控除を利用することはできない場合があります。

繰り上げ返済の最適なタイミングは、控除額や借入金利によって異なります。しっかり計画を立てて、賢く40年ローンを活用しましょう。


将来的に収入増加が見込める方や、共働きを始める予定のあるご家庭にとって、40年ローンは理想のマイホームを実現するための強力な味方となるでしょう。

ハウスメーカーは必ず比較して決めよう!

ハウスメーカーは必ず比較しよう!【イメージ画像】

ハウスメーカー選びは、複数の会社を比較することで、それぞれのメリット・デメリットに気が付き易くなります。さまざまな営業マンから提案を受けることで、あらたな考え方や気付きが与えらえることもあります。

マイホーム計画で後悔する理由はさまざまですが、後悔する原因は、「知らなかった」「気付かなかった」の2つです。

マイホーム計画を成功させるために、効率的にハウスメーカーを比較して、後悔のない計画を進めていきましょう。

ハウスメーカー選び:オススメの無料サービス3選!

1. 家づくりの相談ならスーモカウンター

スーモカウンターなら、全国の商業施設にある店舗やオンラインで、無料で相談可能!

  • 専門アドバイザーに無料相談!
  • 予算の相談も無料!
  • 大手から地元工務店まで幅広く紹介!
  • 営業なし&お断り代行あり!
  • 万が一に備える「完成あんしん保証」付き!

※完成あんしん保証の詳細は、公式HPをチェックスーモカウンター公式

専門のアドバイザーに相談して、住宅購入の方向性を決めていきましょう!

2. ハウスメーカーのカタログ探しならLIFULL HOME’S

LIFULL HOME’Sでは、地域や価格帯により条件に合う住宅メーカーを簡単に調べることがでます。

  • 条件に合う住宅メーカーを効率的に知ることができる
  • 希望する住宅メーカーだけカタログ請求できる
  • 「家づくりノート」をダウンロードできる

3. 工務店のカタログ探しならSUUMO注文住宅

は、ローコストやミドルコストの住宅メーカーを探している人にはオススメです。

  • 登録業者数は未公開だが圧倒的な情報量
  • 特に工務店の情報が豊富
  • 最大30件までカタログ請求可能
  • リクルートの運営で安心感あり

自宅からカタログを取り寄せて、検討する住宅メーカーの候補を選びましょう。

以下では、他の無料サービスも比較していますので、参考にして下さい。

スクロールできます
サービス名


スーモカウンター注文住宅





サービス種類一括資料請求一括資料請求住宅
アドバイザー
住宅
アドバイザー
一括資料請求間取り・見積作成一括資料請求一括資料請求
サポート体制
(断り代行など)
なしなしありありありありなしあり
提携業者数未公表約700件未公表約200件約300件未公表約1100件190件以上
総合
カタログ
ありありありありあり
間取り集
カタログ
メーカー
による
メーカー
による
メーカー
による
メーカー
による
メーカー
による
事前の
間取プラン提案
なしなしなしありあり
※メーカーによる
なし
間取り
作成
紹介後に
住宅会社から提案
紹介後に
住宅会社から提案
紹介後に
住宅会社から提案
紹介後に
住宅会社から提案
紹介後に
住宅会社から提案
業者紹介前にもらえる紹介後に
住宅会社から提案
紹介後に
住宅会社から提案
見積作成紹介後に
住宅会社から提案
紹介後に
住宅会社から提案
紹介後に
住宅会社から提案
紹介後に
住宅会社から提案
紹介後に
住宅会社から提案
業者紹介前にもらえる紹介後に
住宅会社から提案
紹介後に
住宅会社から提案
特典なし家づくり
ノート
完成あんしん保証・家づくり応援ファイルなしお祝い金
※成約の場合
キャッシュバックキャンペーンあり成功する家づくり7つの法則と間取りAmazonギフトカード3万円
※成約・着工の場合
公式サイトスーモカウンター注文住宅
2025年1月時点での情報【全て無料のサービスです】
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次