アイフルホーム「300万円の家」真相は過去の特別企画だった！

アイフルホームをインターネットで調べると、「アイフルホーム　300万円の家」と再検索ワードが出てきます。

しかし、この噂は過去に実施したキャンペーン企画であり、現在は300万円で建築することはできません。

この記事では、「300万円の家」の真相や、アイフルホームの評判・価格帯を詳しく解説しています。

さらに、1000万円前後の商品を提供している住宅メーカーも紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。

アイフルホーム「300万円の家」噂の真相とは？

結論から言うと、「アイフルホームで300万円の家」を建てるのは無理です。かつて、アイフルホームのフランチャイズ加盟店が開催していたキャンペーンにより、話題となったようです。

これは特定の時期・地域・条件下での限定企画であり、現在は終了しています。

「300万円の家」はあくまでキャンペーンだった

この300万円の家というのは、アイフルホームが全国展開していたプランではなく、フランチャイズ加盟店が独自に行っていた地域限定のキャンペーン商品でした。限られた間取り、多くの制約がある中でコストを最大限に抑えた特別企画だったのです。

そのため、現在「アイフルホーム 300万円の家」と検索しても、実際にその価格で家を建てられるわけではなく、「過去の話題」や「誤解」を元に検索されているケースが大半です。

現在の最安プランでも1,000万円台が現実的

アイフルホームでは、2025年時点で安価な商品として「Lodina（ロディナ）」などがありますが、それでも本体価格で1,000万円台～が現実的なスタートラインです。これに加えて、付帯工事費・諸費用などがかかるため、トータルでは2,000万円前後になるケースが一般的です。

300万で家は買えない！1000万円前後の住宅メーカー

タイニーハウスやログハウスキットなど、トイレや水廻りを装備していない小屋・物置を除いて、300万円前後で住設備が整った住宅は建築できません。

小規模の建物ですが、以下では本体価格が1000万円前後の商品を提供している住宅メーカーを紹介します。

地域に密着した工務店などは、ほかにも価格を抑えた平屋住宅を販売している企業があります。

ローコスト住宅を気軽に探したいなら、スーモカウンターを利用するのも一つの方法です。まずは専門アドバイザーに相談するので、しつこい営業を受ける心配がありません。

カタログを探したいなら「LIFULL HOME'S」「SUUMO注文住宅」でも、ローコスト住宅の情報が豊富です。

なぜ今でも「300万円の家」で検索されているのか？

すでにキャンペーンは終了しているにもかかわらず、今なお「アイフルホーム 300万円の家」というキーワードが検索され続けているのには、いくつかの明確な理由があります。

1. 高騰する住宅価格への不安と関心

近年、建築資材の価格高騰や人件費の上昇により、住宅価格は全国的に右肩上がりの状況です。その中で「300万円で家が建てられる」という情報は、多くの人にとって強いインパクトを与えます。

「マイホームはもう無理かも…」と感じている方にとって、300万円という価格は夢のような希望に映るのです。

2. SNSやYouTubeの影響

過去に行われたキャンペーンであっても、SNSやYouTubeなどでその情報が再拡散されることがあります。

たとえば、「300万円で家を建てた人の話」や「激安住宅の真相を調査してみた」といった動画コンテンツが再び注目を浴びると、検索数も比例して増加する傾向にあります。

3. 「小さくてもいいから安く家を持ちたい」というニーズの増加

核家族化や単身世帯の増加、さらにはミニマルな暮らしを求めるライフスタイルの広がりから、「小さくてもいいから安い家を持ちたい」という需要が拡大しています。

「300万円の家」は、そのような考え方にぴったりマッチしていたため、今でも「本当にそんな選択肢があるのか？」と探す人が後を絶たないのです。

このように、「アイフルホームの300万円の家」はすでに終了したキャンペーンでありながら、今もなお多くの人々の関心を引き続けている理由は、現代の住宅事情と人々の暮らし方の変化が背景にあります。

アイフルホームはいくらで家が建てられる？

結論から言えば、アイフルホームで家を建てるには1,000万円台からが一般的です。かつて話題となった「300万円の家」は一部のキャンペーンであり、現在はその価格帯で建てることは現実的ではありません。

では、現在のアイフルホームの住宅価格はどのくらいなのでしょうか？
以下で詳しく解説します。

一番安いプランでも本体価格1,000万円台～

アイフルホームの中でも、コストパフォーマンスに優れたプランとして知られるのが「Lodina（ロディナ）」です。

セミオーダー住宅「Lodina（ロディナ）」の特徴

「Lodina（ロディナ）」は、基本となる間取りプランを選択して、外観や内装、断熱グレードをカスタマイズできるセミオーダー住宅です。

• 耐震等級3相当の構造性能
• LIXIL製品を標準装備
• 20年の無償点検システム※有料点検で60年まで延長可

300万円では建てられないものの、安心の構造と設備を備えた住宅が1,000万円台で実現できるのがアイフルホームの大きな魅力です。

「Lodina（ロディナ）」の参考価格

「Lodina（ロディナ）」の参考価格は、以下になります。

間取り・大きさ	参考本体価格 （税抜）	坪単価 （税抜）	付帯工事・諸費用 （目安の利率）
3LDK・30坪 （2階建）	1,590万円～	53万円～	25％前後
2LDK・24坪 （平屋）	1,480万円～	61.6万円～	25％前後

2階建ての最小プランは、26坪から選択可能です。30坪プラント比較すると、坪単価は高くなる可能性がありますが、全体的な建築費は抑えることができます。

• 建物は大きいほど坪単価が安い
• 平屋は2階建てより割高

2階建てプランと平屋プランを比較すると、平屋の方が坪単価は高くなります。

本体価格以外に費用のかかる、付帯工事・諸費用は、土地の要件や外構工事の計画により異なります。一般的には、本体価格に対して25％程度の費用がかかります。

Lodina（ロディナ）の間取りプランはこちら

坪単価の目安は約50万円~

アイフルホームの坪単価は、選ぶプランや地域差によって変動しますが、おおよそ50万〜80万円程度（税抜）が目安とされています。たとえば30坪の家を建てるとすれば、本体価格は1,500万円〜2,400万円程度になるイメージです。

もちろん、オプションや土地の条件、諸費用によって最終的な総額は異なりますが、ローコストながらも品質を担保した住宅を実現できる点が評価されています。

なぜアイフルホームでは安い家が建てられるのか？

アイフルホームが「ローコスト住宅」として知られる理由は、単に価格を抑えているだけではありません。企業努力と仕組みの工夫によって、品質とコストのバランスを実現しているのです。ここでは、アイフルホームが安い理由を具体的に解説します。

1. フランチャイズ方式による経営の効率化

アイフルホームは全国に多数のフランチャイズ加盟店を展開しています。これにより、本部が開発した住宅プランやシステムを各地の加盟店が共有し、広告費・設計費・営業コストなどの重複を省くことができます。結果として、ユーザーにとってはコストを抑えた家づくりが可能になるのです。

2. LIXILグループのスケールメリット

親会社であるLIXILのグループ企業として、アイフルホームは住宅設備（キッチン、バス、トイレ、窓など）を一括大量仕入れすることができます。これにより、通常では難しい価格で高品質な住宅設備を導入可能です。一般的に設備コストが住宅全体価格の2〜3割を占めると言われる中、これは非常に大きなコストダウン要因です。

3. IT技術による無駄の削減

アイフルホームでは、建築プランの規格化・3D設計シミュレーション・オンライン打ち合わせなど、ITを活用した家づくりを推進しています。これにより、現場のミスや設計の手戻りが減り、工期短縮とコスト削減が両立できます。

4. 標準仕様の最適化と無駄のない設計

Lodina（ロディナ）は自由設計ではなく、ある程度規格化された設計プランをベースに家づくりを進めることで、建材や工法の無駄を省いています。さらに、間取りや設備の選択肢を絞ることで、打ち合わせや施工にかかる時間も短縮できます。この積み重ねが、結果的に住宅価格を抑える要因となっています。

「安かろう悪かろう」ではなく、「安くても安心・快適な家」が手に入るのが、アイフルホームの大きな魅力です。

アイフルホームの評判とリアルな口コミ

アイフルホームの評判や口コミを以下にまとめました。

アイフルホームはやめたほうがいい？【悪い口コミ】

アイフルホームのネガティブな口コミには、以下のような意見があります。

• 担当者に対する不満
• フランチャイズ店の倒産

担当さん次第だと思います。
展示場を見に行ったのに自分の話ばかりで疲れました。
ほとんど説明もなかったです。
結局家を見学することは出来ずに終わりました。
なんとなく上から目線な感じもして、全てにおいてありえませんでした。他の担当さんだったらアイフルホームに決めてたかもしれませんが候補からすぐ外しました。
家に帰ってきてからもずっとイライラしてました。
みなさんがいい担当さんと出会えますように！！
家は一生なので慎重に厳選してください。

引用元：みん評

家を建てて貰ったフランチャイズ店がいきなり倒産しました。
アイフルホームは長期保証の充実や万全のアフターメンテナンスを謳っていますが、それらが僅か4年で完全消滅。
フランチャイズ本部へ問い合わせても、『すべて各フランチャイズ店に一任しております』とのテンプレ回答で終了。
元々不具合が多く、対応もとにかく遅い(というより放置)状態だったので、もう不安でいっぱいです。
長く住みたいのであれば、アイフルホームは絶対にやめた方がいいです。

引用元：みん評

営業の方は平気でうそをつきます。
近畿圏内で検討中の方、要注意です。

引用元：みん評

担当者のスキルや経験値、さらに対応力は大きく異なり、家づくりの満足度に大きな影響を与えることは事実です。複数のハウスメーカーを比較しながら、営業担当者をしっかりと比較して、信頼できるかどうか見極めましょう。

また、アイフルホームでは、倒産時などの完成引渡保証が付いています。しかし、引き渡し後の保証制度やアフターについては、倒産を理由に消滅したとの口コミがあります。万が一の場合、どのような対応になるのか確認してから契約を進めるようにしましょう。

アイフルホームで満足！【良い口コミ】

アイフルホームのポジティブな口コミには、以下のような意見があります。

• 担当者が丁寧な対応
• 担当者の知識が豊富
• 価格が安い
• 価格の割に断熱性能が高い
• アフターフォローがしっかりしている

私がアイフルホームを選んだのは、ネットでの評判が良かったことと、コストやアフターフォローなどとても満足したと勧められたからです。実際に相談してみると、料理の際の水回りについて何度も質問しましたが、丁寧に説明してくださいました。こちらの質問がズレたものもあったのに、時間をかけて説明してくださったのは嬉しかったです。家自体は少し最初に埃っぽかったですが、それ以外はおおむね満足しています。

引用元：みん評

アイフルホームを選んだ理由ですが、やはり坪単価の安さです。テレビCMもしていて、展示場も近所にあり、実際に目で確認できたのも決め手になりました。
住んでみて感じたのは、意外と断熱性に優れている事です。冬場は少しばかり冷え込む土地なので助かります。シンプルなデザインで正直あまり気に入ってなかったのですが、時間がたってくると意外にこの方が飽きがなく、むしろ良かったと思います。メーカーがそれを意識したのかもしれません。

引用元：みん評

今年の9月に念願のマイホームに引越しました。目星をつけていた土地を管理していた会社がアイフルホームだったのが縁で、住宅の建築を依頼しました。営業マンの知識が豊富で対応も良かったですし、打ち合わせの回数が多くて大変ではありましたが、間取りから内外装全てにおいて一つ一つ選択することができました。オリジナリティーの高い注文住宅を望まれる方には相性の良いハウスメーカーだと思います。アフターフォローもしっかりしていますので好印象です。

引用元：みん評

担当者に対する口コミでは、ネガティブな意見がある一方で、満足した人も多くいます。また、価格やコスパに対する評価が高いこともわかります。

口コミだけを鵜呑みにせずに、予算や条件が合えば実際に足を運び、優先順位を明確にしながら判断するようにしましょう。

アイフルホーム以外のローコスト住宅メーカー

アイフルホームはローコスト住宅の代表的な存在ですが、ほかにも手ごろな価格で家を建てられるハウスメーカーは数多く存在します。ここでは、アイフルホームと比較されることの多い、注目のローコスト住宅メーカーを紹介します。

ローコストの注文住宅

ローコストの建売住宅

注文住宅の取り扱いもありますが、建売住宅の販売に強いローコスト住宅は以下になります。

各社ごとに強みや方針が異なるため、価格だけでなく品質やアフターサポートも比較しながら検討することが大切です。

まとめ：「300万円の家」から考える、アイフルホームの真価

「アイフルホーム 300万円の家」というワードは、もともとフランチャイズ加盟店による限定キャンペーンから話題になったもので、実質的にその価格では建築できません。

しかし、アイフルホームでは1,000万円台で建てられる商品もあり、設備や性能のバランスを考えると非常にコストパフォーマンスに優れていることがわかります。特にLIXIL製品を標準採用している点や、最長60年にわたる保証などは、ローコスト住宅でも安心して暮らせる環境を提供している証といえるでしょう。

もちろん、フランチャイズ形式ゆえに地域や営業所ごとにサービスの質にばらつきがあるといった注意点はありますが、それを補って余りあるメリットも存在します。

家づくりでは、何を大事にしたいのか、そしてどこまで妥協できるのかを見極めることが大切です。

家づくりで後悔する理由はさまざまですが、ほとんどの原因は「知らなかった」「気付かなかった」の2つです。複数の住宅メーカーと担当者を比較することで、あらたな気付きを得ることもあります。

しっかりと比較して、慎重に判断するようにしましょう。