注文住宅の一括資料請求は、希望の条件に合う住宅メーカーを効率良く把握することが可能です。情報収集や比較が容易にできる大きなメリットがあります。
一方で「営業される」という、たった一つのデメリットがあります。
「理想の住宅メーカーを見つけたい!」「優秀な営業マンが担当者になってほしい!」と願いながらも、多くの利用ユーザーは「営業はされたくない」という感情を抱えています。
しかし、これまでの私の経験では、「営業されたくない」という感情は、優秀な営業マンを遠ざけてしまう可能性が高くなると言えます。
むしろ、一括資料請求に限らす、インターネットからの問い合わせでは、多くの人が「営業されたくない」と考える感情を逆手に取り、問い合わせの内容次第で、優秀な営業担当者を引き寄せる可能性を高められます。
家づくりを成功させるための最終的な目標は、カタログ集めることではなく、理想の会社と優秀な営業担当者に出会うことです。
一括資料請求の利用や、特定の住宅メーカーに、問い合わせなどの接触を考えられている人は、担当者が決まる仕組みを理解して、適切なタイミンと適切な接触方法でアプローチするようにしましょう!
- 資料請求で営業される可能性
- 資料請求で担当者が決まる可能性は高い
- 営業担当者が決まるタイミング
- 優秀な営業マンを引き寄せる方法
- 一括資料請求の特徴と比較7選
- 優秀な営業マンの特徴
- 営業担当者を変更したいとき
資料請求は営業される可能性が高い
注文住宅に関わる資料請求には、さまざまなタイプのサービスがあります。
- カタログの一括請求
- 間取り・資金計画の提案サービス
- 住宅アドバイザーによるサポートサービス
これらの無料サービスを利用することで、条件に近い住宅メーカーの把握や、情報収集と比較が容易となり、大きなメリットがあります。
ところが、住宅の購入を検討したいと考える一方で、多くのユーザーは「営業されたくない」と考えてしまいます。
利用するサービスにより特徴は異なりますが、多くの場合、資料請求をきっかけに営業が始まり、メールや電話でのアプローチを受けることになります。
アプローチを受けるということは、営業担当者がその時点で決まっている可能性が高くなります。注文住宅を検討するユーザーにとって、営業担当者の存在は、一番大切と言っても良いほど重要な存在です。
しかし、これまでの私の経験では、「営業されたくない」という感情は、優秀な営業担当者を遠ざける可能性があります。
営業担当者が決定する背景を知り、適切なタイミングでサービスの利用をするようにしましょう。
ハウスメーカーへの資料請求で担当が決まる可能性は高い
資料請求を行うと、その後の担当営業が決まることがほとんどです。ハウスメーカーでは、資料請求を受けたお客様に対して担当者がつき、その後のサポートや商談を担当します。
このような傾向は、これまでの私の経験や、同業他社の知人や友人の経験からも言えることです。
しかし、資料請求や見学の予約を事前にWEBから行うことは、メリットがあります。それは、問い合わせの内容次第で、優秀な営業マンに担当してもらえるチャンスを高めることができることです。
優秀な営業マンに担当してもらう方法
WEBからの資料請求や、事前の見学予約では、問い合わせ内容により優秀な営業マンに担当してもらうチャンスを高めることができます。
具体的には、「来店の可能性が高い」「契約の確率が高い」「検討度合いが高い」と感じてもらい、有力な顧客として認識してもらうことで、優秀な営業マンが担当になる可能性を高めることができます。
以下は、問い合わせから担当者が決定するまでの、一般的な流れになります。
問い合わせの内容がハウスメーカーに届く
カタログ請求や、見学予約など問い合わせが、ハウスメーカーに届きます。
店舗の責任者が問い合わせ内容を確認
問い合わせ内容を確認した店舗の責任者(店長・支店長など)は、問い合わせの内容を確認します。
適切な営業担当者を決定する
問い合わせ内容を確認した店舗責任者は、適切な営業担当者を任命します。
店舗責任者の立場は、店舗の売り上げを確保することです。検討度合いが高いお客様に対しては、優秀な担当者を任命して、滞りなく契約まで進めて欲しいと考える傾向があります。
新人や経験の浅い営業マンを、担当者に任命する可能性が低くなります。
任命された営業担当者が対応する
任命された営業担当者は、メールの返信や、カタログの手配などのお客様対応を行います。
一度決まった営業担当は、契約に至り引き渡しまで長期にわたって関わることが多いため、最初にどの営業マンがつくかは非常に重要です。良い営業担当がつけば、スムーズに理想の家づくりが進む可能性が高まります。
営業担当者が決まるタイミング
WEBからの問い合わせ以外のケースでは、「どのように営業担当者が決定するのか?」以下に解説します。
電話での問い合わせ
電話での問い合わせは、基本的には電話を取った営業担当者が担当になる傾向があります。
- 電話を取った営業マンが担当する
- タイミング的に電話対応可能な営業マンが担当する
優秀な営業マンは、顧客の対応や打合せなど、予定が詰まっている傾向があります。店舗や住宅展示場を不在にしていることも多くなる傾向があるため、優秀な営業マンが電話対応する可能性は低くなるかもしれません。
店舗や住宅展示場への直接訪問
予約なしの直接訪問では、一般的に接客可能な営業マンがランダムに対応することになります。
- 店舗や展示場に待機している営業マンが担当する
- タイミング的に接客可能な営業マンが担当する
見学会や展示場に訪問すると、必ず営業マンが近寄ってきて住宅についての説明や検討状況を聞いてきます。また、アンケートの記入をお願いされることも一般的です。
電話での問い合わせや、直接の訪問では、優秀な営業マンを引き寄せる観点から考えると、ほとんど運任せと言えます。
ハウスメーカーに資料請求する時の注意
前述では、優秀な営業マンを担当者に任命してもらうために、有力な顧客として認識してもらうことが有効的と解説しました。
以下では、優秀な営業マンを引き寄せることを前提として、カタログの一括請求だけに限らず、展示場の見学予約や、特定の物件見学など、WEBから問い合わせを行う際のポイント解説します。
営業されたくない人は、どんな問い合わせをする傾向があるのか?
私のこれまでの経験では、営業されたくないと感じている人には、問い合わせ内容にいくつかの共通事項があります。そして、そのような問い合わせは、返信率や来店率が低い傾向もあります。
店舗責任者の立場から考えると、そのような問い合わせに対して、優秀な営業マンの時間を割く必要性が低く、新人や経験の浅い営業マンを任命することで、経験を積ませることもできますし、店舗の売り上げを効率的に確保することができます。
営業されたくない人の問い合わせ内容
- 個人情報が抜けている
- 建築時期が遠い先の話し、もしくは未定
- 条件や希望について具体性がない
- 来店する意思が感じられない
上記のように、営業されたくない人の感情は、問い合わせ内容に反映します。そして、顧客としての優先順位を下げてしまう可能性があります。優秀な営業マンを遠ざける行為と言っても過言ではありません。
営業されたくないという感情がなくても、上記に該当する場合は、優先順位が下がってしまう可能性があります。
できるだけ優秀な営業マンに担当して欲しいと考える一方で、あなた自身もハウスメーカーから選ばれているということを忘れてはいけません。
資料請求や問い合わせのポイント
以下では、優秀な営業マンを引き寄せるための、問い合わせポイントを解説します。
常識ある丁寧な文章
メールでのやり取りでは相手の顔が見えないため、文章の内容が相手に与える印象を左右します。
一般的な常識を持って丁寧な文章で問い合わせをすることが大切です。
予算や希望は具体的にわかりやすく伝える
予算や希望条件については、具体的かつ分かりやすく伝えることが重要です。
時には、条件の優先順位や条件に対する理由などを伝えることで、より具体的なイメージを持つことができます。さらに、詳細に情報を伝えることで、あなたの熱意や本気度がより明確に伝わります。
施工時期は遠過ぎない日程を組む
施工時期が遠い未来になると、優先順位が高い顧客であると見なされる可能性が低くなります。計画の時期が早いほど好ましいですが、1年以内が理想的です。
特に、土地購入も伴う計画の場合、時期が先になると土地の確保が困難になり、ハウスメーカーの立場から契約に結びつく可能性が低くなります。
特定の事情で仕方がない場合もありますが、土地の情報次第では計画時期を前倒しすることが可能な場合は、あえて遠い時期を伝えるメリットはありません。
個人情報はしっかり伝える
特に住所や電話番号などの個人情報は、任意の項目であってもできるだけ記載してください。
ハウスメーカーは数多くの問い合わせを受けますが、問い合わせ内容が不十分であったり、個人情報が含まれていないケースも多く見受けられます。
このような問い合わせに限って、メール返信などの対応をしても、その後連絡が途絶えることがよくある傾向があります。また、営業されたくないと印象を与えるので、有力な顧客と判断される可能性は低くなるかもしれません。
予約の日程に選択肢を与える
優秀な営業担当者は、既存の顧客も多いため、忙しく予定が詰まっている傾向があります。
可能な範囲で、日程や時間帯に選択肢を与えることで、優秀な営業担当者が対応できる可能性を高めることができます。
見学や訪問の意思を伝える
ハウスメーカーの立場では、まずは来店してもらうことが第一のステップです。お客様との面談なしに、契約に進むことは考えられません。来店の可否は、優先順位を高める上で一番の要因になると言えます。
資料請求などで問い合わせをする際には、まずは色々と比較をして判断したいと誰もが考えますが、以下のように面談の可能性を認識させることで、優先順位は高まります。
具体的な問い合わせの例
送っていただくカタログや資料を参考にして、家族で話し合いながら、より具体的な条件や優先順位を決めていきたいと考えています。その上で、〇〇頃に話を聞きに伺いたいと考えていますので、宜しくお願い致します。
ゆっくり考えたい場合は、来店までの目安を提示することが有効的です。検討の結果、候補から外れてしまう場合は、その時点で連絡を入れるようにしましょう。
注文住宅を建てる最終的な目標は、資料やカタログを集めることではなく、理想的な住宅メーカーと優秀な営業担当者を見つけることです。
マイホーム計画では、お客様と営業担当者のタッグにより、長い時間を掛けて住宅に関わるほとんどのことを決めていきます。成功するかどうかは、営業担当者次第と言っても過言ではありません。
また、優秀な営業担当者が付けば、お客様のペースで寄り添ってくれる担当者も大勢います。成績の良い営業マンは、無理に契約を取り込もうとはしません。
注文住宅の資料一括請求は、利用する地域、そして価格帯や条件など、希望に沿った住宅メーカーを効率的に把握することができます。また、事前にカタログを比較して、候補にする住宅メーカーを効率的に絞り込むことが可能です。
それでも、「どうしても、まだ営業されたくない!」という人は、インターネット検索でもある程度の情報を取得することは可能です。適切なタイミングで、ハウスメーカーとの接触を図るようにしましょう。
注文住宅の資料請求サイト:特徴と比較7選
営業を受け入れる態勢が整ったら、前向きな気持ちで資料請求を活用してみましょう。
複数の住宅メーカーを比較することは、複数の営業マンから提案を受けることになります。比較することで、それぞれのメリット・デメリットにも気付き易くなり、新たな気付きが生まれることもあります。
注文住宅で後悔をする理由はさまざまですが、原因は「知らなかった」「気付かなかった」の2点です。しっかりと比較して、慎重に判断するようにしましょう。
LIFULL HOME’S | LIFULL HOME’S 住まいの窓口 | SUUMO注文住宅 | ハウジングバザール | 家づくり代行【イエストマッチ】 | タウンライフ | 【家づくりのとびら】 | |
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提携業者数 | 約700件 | 約200件 | 未公表 | 約300件 | 未公表 | 約1100件 | 190件以上 |
総合 カタログ | あり | あり | あり | あり | あり | ||
間取り集 カタログ | による | メーカーによる | メーカーによる | メーカーによる | メーカーによる | メーカー||
事前の 間取プラン提案 | なし | なし | なし | あり | ※メーカーによる | ありなし | |
間取り 作成 | もらえる | 打ち合わせ後打ち合わせ後もらえる | 打ち合わせ後もらえる | 打ち合わせ後もらえる | 業者紹介前にもらえる | 打ち合わせ後もらえる | 打ち合わせ後もらえる |
見積作成 | もらえる | 打ち合わせ後もらえる | 打ち合わせ後もらえる | 打ち合わせ後もらえる | 打ち合わせ後業者紹介前にもらえる | もらえる | 打ち合わせ後もらえる | 打ち合わせ後
特典 | ノート | 家づくりなし | なし | ※成約の場合 | お祝い金キャッシュバックキャンペーンあり | 成功する家づくり7つの法則と間取り | ※成約・着工の場合 | Amazonギフトカード3万円
特徴 | 特徴を見る | 特徴を見る | 特徴を見る | 特徴を見る | 特徴を見る | 特徴を見る | 特徴を見る |
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LIFULL HOME’Sの特徴
- 検索テーマが豊富で住宅メーカーを効率的に絞り込める
- 大手から工務店まで登録業者が豊富
- 家づくりノートがダウンロードできる
家づくりノートは、計画段階から住宅メーカー選びまで、段階的にチェックポイントが示されています。比較するポイントや注意が必要なポイントを簡単に把握できるので、効率よく後悔のない計画を進める手助けになります。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口の特徴
- 第三者のハウジングアドバイザーに相談できる
- 地域により店舗窓口で相談可能
- ビデオ通話で相談可能
LIFULL HOME’S 住まいの窓口でできる6つのこと
- あなたに合った会社のご紹介
- お金のアドバイス
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LIFULL HOME’S 住まいの窓口「3つのお約束」
- 相談料はいただきません
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ビデオ通話や面談で話が出来るので、何より話が早いです。紹介後はお断り代行もあるし、紹介前は営業行為は無しなので、断るのが苦手な人にはおすすめです。
SUUMOの特徴
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ローコストやミドルコストの住宅メーカーを検討している人にはおすすめ!情報量も豊富です。
ハウジングバザールの特徴
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無垢材や木の家を検討している人、ローコストやミドルコスト住宅を検討の人には需要あり。商談中も全面的なサポート体制で安心感があります。
イエストマッチの特徴
- 間取り提案に特化したサービス
- 土地探しから間取り・見積作成までイエストマッチが代行
- オンラインで打合せが可能
- 間取り・見積提案後にメーカーの紹介を受ける
- 優秀な営業マンを優先的に紹介してくれる
大きな特徴は、土地探しや予算などの事前相談から、間取り作成・見積作成までをイエストマッチの専門アドバイザーや建築士が提案をしてくれる点です。予算感や間取りが決まった状態で住宅メーカーの紹介を受けることができます。
詳細な間取りが決定する前に、無理な営業や契約を迫られる事態を回避することができます。間取りに強いこだわりがある人には、おすすめのサービスです。
タウンライフの特徴
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タウンライフは、提携している業者数がとても豊富です。検討候補の業者選びで取りこぼしを防ぐことができます。
また、間取りプランや資金計画書を事前に受け取ることができる点も魅力的です。しかし、希望する全ての業者から届くとは限りません。住宅メーカーにより異なるケースもあるため、優先順位が高いユーザーと認識されることで、より充実した資料を受け取ることができるかも知れません。
土地持ちや、計画地が決定している人にもおすすめです。
HOME4U 家づくりのとびら特徴
- 専門のコーディネーターのサポート
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- お断り代行もしてくれる
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HOME4U 家づくりのとびらの流れ
最大5社まで選択
状況や要望を相談する
住宅メーカーとの打ち合わせ日程を調整
HOME4U 家づくりのとびらでは、専門のコーディネーターのサポートを受けながら、住宅メーカーへの要望依頼や日程調整の段取りをしてくれます。
NTTデータグループ会社が運営している安心感もあり、住宅メーカーへのお断りも代行してくれます。
ご家庭の希望条件や、自身の性格なども考慮して、適切な資料請求サービスを利用するようにしましょう。
ハウスメーカーで良い営業マンの特徴
良い営業マンを見極めることは、家づくりの成功につながります。以下のような特徴を持った営業マンは、信頼できる可能性が高いです。
注意深く聞く姿勢
お客様の意見や希望を丁寧に受け止め、ニーズや要望の本質に迫り理解しようとします。
家族内で意見が割れることもありますが、ご家族のそれぞれの立場で深く考えて柔軟な提案を行います。
明確な回答
経験豊富な営業担当者は、質問に対して明確な回答をします。2つの選択肢がある場合でも、お客様の状況に応じてそれぞれのメリット・デメリットをはっきり説明します。
一方、経験の浅い営業担当者は、選択肢の先にあるメリット・デメリット、または将来起こりうる問題に気づいていないことが多く、抽象的な回答になりがちです。
豊富な体験談
経験豊富な営業担当者は、商談や打ち合わせで自身の経験や顧客のエピソードを多く共有します。これにより、潜在的な問題点に気づくことがよくあります。
また、担当した現場や多くの顧客と関わってきたことから、施工事例にも詳しいです。必要に応じて、担当した顧客の建物を見学させてくれることもあります。
速やかな確認作業とレスポンス
優秀な営業担当者は、マイホーム計画の進行中に、他部署や金融機関など、さまざまな関係者との連絡役を担います。
確認事項や回答を先延ばしにすることが少なく、自ら明確な期限を定めます。電話やメールのレスポンスも早い傾向があります。
社内での円滑な対応
ハウスメーカーの営業担当者にとって、社内の他部署との連携は非常に重要です。図面の修正や顧客の希望に対して施工の有無を確認するために、設計部や工事部と協力し合う必要があります。
経験豊富な営業担当者は、これまでの契約や商談を通じて、社内の各部署との強い関係を築いており、その結果、スムーズに連携を取ることができます。
営業マンの特徴を観察して、信頼できる営業マンであるのかどうか、しっかりと見極めましょう。
また、営業マンとの相性や関係性も非情に大切です。こちらから歩み寄るくらいの気持ちで、営業マンを頼る姿勢を忘れずにして下さい。
営業マンは、頼られると期待に応えたいと考えますし、好意的な姿勢は必ず営業マンに伝わり、モチベーションが上がります。あなたのために頑張りたいと思ってもらえれば、はっきり言ってメリットしかありません。
ハウスメーカーの営業マンを変えたいときの対策
もしも、担当営業がどうしても合わないと感じた場合、担当者変更を住宅メーカーに相談してみましょう。タイミングとしては、このハウスメーカーで話を進めたいけど、どうしても担当者に納得できないときです。
中には、担当者が原因で、該当のハウスメーカーを候補から外してしまう方もいます。
しかし、何らかの明確な問題やミスが発覚した場合は、変更を申し出るハードルが下がりますが、「相性が合わない」「価値観が合わない」「物足りない」などの理由では、多くの人が言いづらいと感じてしまうのが現実です。
担当者変更を申し出る3つの方法
本人に申告する
本人に申告することは、ハードルが高めですが、逆に本人を飛び越えて会社や管理者に申告することを懸念する人もいると思います。言い方は、できるだけ配慮して申告するようにしましょう。
店舗責任者に申告する
店舗責任者は、お客様を認識していることも多く、その後の対応などにも配慮してくれる可能性が高いです。連絡手段としては、「店舗責任者への直接的な電話」「店舗の代表メールに連絡」「店舗責任者宛ての手紙」を利用する方法があります。
状況に合わせて、担当者本人にできるだけ配慮した方法が適切です。
本社やお客様相談室へ連絡
これまでの商談で、店舗責任者も同席してくれていた場合など、本人にも店舗責任者にも言いづらい状況が考えられます。そのような状況では、本社やお客様相談室などへ直接連絡する方法もあります。
しかし、営業担当者や店舗責任者の立場では、自身や自身の店舗の問題が本社に対して明らかになるため、精神的なダメージも考えられます。
担当営業マンに求めるレベルや知識力は、人それぞれ基準が大きく異なります。変更を申し出ても良い明確な基準はありません。しかし、マイホーム計画は人生で一度の大きな買い物になります。
大切なのは、納得のいく家づくりを進めるために、自分が快適にコミュニケーションできる環境を整えることです。担当者や店舗責任者にも一定の配慮をして申告することが望ましいです。
これでに、資料請求のデメリットやポイントについて、詳しく解説してきました。
元営業マンの経験から言えることは、資料請求は家づくりの第一歩として非常に効率的で、有効的な手段です。さらに、優秀な営業担当者を引き寄せる可能性も高められるかも知れません。
営業される可能性があるというデメリットを理解した上で、適切なタイミングで活用することが重要です。