インターネットで「auじぶん銀行 住宅ローン」を検索すると「auじぶん銀行 住宅ローン 審査厳しい」と再検索ワードが表示されることがあります。住宅ローン検討者からすれば、とても不安なワードで関心が強いことだと思います。
実際に口コミを見てみると「スムーズに通った」という声もあれば、「予想外に落ちた」という声もあり、判断が難しいのが実情です。
しかし最近では、住宅ローン市場の競争激化やKDDIによる100%子会社化の影響もあり、auじぶん銀行の審査は「緩和傾向」にあると業界関係者の間でささやかれています。
本記事では、実際の口コミや制度変更をもとに、審査の実情と最新の変化についてわかりやすく解説していきます。
- auじぶん銀行:厳しめの住宅ローン審査は緩和傾向に?
- auじぶん銀行の住宅ローン審査基準とは?
- auじぶん銀行の表面的な審査基準は決して厳しくない
- auじぶん銀行:住宅ローン審査の流れ
- auじぶん銀行の住宅ローンはどんな人に向いている?
- auじぶん銀行の住宅ローンは「より身近な選択肢に」
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auじぶん銀行:厳しめの住宅ローン審査は緩和傾向に?

auじぶん銀行の住宅ローン審査について、「厳しい」という口コミもあれば、「スムーズだった」という声もあり、判断が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
実際に、筆者の元同僚や、不動産業界に従事している友人や知人の話を聞くと、auじぶん銀行の住宅ローン審査は「やや厳しめ」との印象を持っています。業界の営業マンからすると、表面上は低金利をアピールしながら実際は借入できないケースが多くなると、マイホーム検討者の購買意欲や予算が下がる原因となるため困ってしまいます。
しかし、2025年以降は、auじぶん銀行の住宅ローン審査は「緩和傾向にある」と実感している営業マンもいます。その背景には、住宅ローン市場の競争激化による「審査方針の見直し」や「KDDIの100%子会社化」されたことが関係しているとも考えられます。
以下では、審査に通らなかった口コミと、auじぶん銀行の変化について解説していきます。
auじぶん銀行の住宅ローン審査が厳しい:口コミ
auじぶん銀行の口コミには、「本審査で落ちた」「auじぶん銀行だけダメだった」などの口コミが見当たります。
口コミの多くに共通するのは、「なんで?」「厳し過ぎない?」などの、予想外の審査落ちパターンです。もちろん、個別の詳細はわかりませんが、自身の属性なら通過するだろうと見込んでいたユーザーの意見が目立ちます。
「auじぶん銀行の審査が厳しい」との噂は、このような口コミや住宅を販売する営業マンの営業トークから、認知が広がった結果と言えるでしょう。
auじぶん銀行の利用者ニーズを満たす変化
2008年開業のじぶん銀行(現 auじぶん銀行)は、KDDI(持分78%)と三菱UFJ(持分22%)の両グループが共同で開業しました。しかし、協業関係を次のフェーズへと発展させることに両グループが合意したことで、2025年1月末より、auじぶん銀行はKDDIの100%子会社化となりました。
また、同じく両グループで協業していた「カブコム」は、三菱UFJの100%子会社化となっています。
KDDI-MUFG協働のNext Step(協業2.0)に関するお知らせ
上記の件が2024年11月にニュースリリースされて以降、auじぶん銀行の住宅ローンにさまざまな変化があり、多くの利用者ニーズを満たす姿勢が見受けられます。
auじぶん銀行はKDDIの100%子会社化に変更
auじぶん銀行株式の取得完了は、2025年1月末を予定していると発表。
「団体信用生命保険重度がん債務返済特約」を追加
2025年1月14日以降より「一般・ワイド団信」または「がん50%保障団信」に加入した場合、特約が追加されることを発表。
詳細はこちら
従来よりも「幅広い層への対応」が進んでおり、条件によっては通りやすくなってきているとも言えます。
auじぶん銀行がKDDIの100%子会社となったことで経営の自由度が向上し、目標達成に向けた迅速な意思決定が可能になります。
今後も、より多くの利用者を獲得するために、住宅ローンの選択肢が増えていくことが期待できます。
auじぶん銀行の住宅ローン審査基準とは?
auじぶん銀行の住宅ローンを申し込む際、どのような基準で審査されるのか気になる方は多いはずです。ここでは、主な審査項目や利用要件を具体的に解説していきます。
項目 | auじぶん銀行 (住宅ローン利用要件) |
---|---|
年齢 | お申込時のご年齢:満 18 歳以上満 65 歳未満 ※最終ご返済時が満 80 歳の誕生日までのお客さま ※一般団信限定金利(特約なし)タイプは50歳以下 |
収入・勤続年数 | ・前年度の年収(自営業の場合は申告所得)が 200 万円以上 ・勤続年数は明確に決められてないが目安は1年以上 |
その他 | ・au じぶん銀行に円普通預金口座を持っている(新規作成可) ・指定の団信に加入できる ・抵当権の設定が可能 ・日本国籍、または永住許可を受けている外国籍 |
借入期間 | 1 年以上 50 年以内 (35年以上は金利0.1%上乗せ) ※お借換えもしくは中古物件の場合は、一部制限があります。 ※お借換えの場合、お借換え対象の住宅ローンの残存期間が上限となります。 |
借入金額 | 500万円以上2億円以内 ※新築の諸費用は「売買契約書の金額×10%」の10%まで ※お借換えの諸費用は、「お借換えに伴う諸費用金額」の範囲内 |
保証人 | 原則不要ですが、以下の場合は必要です。 ペアローン:お互いが連帯保証人 収入合算:合算者は連帯保証人 |
借入用途 | ご自身またはご家族がお住まいになるための以下の資金 ・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金 ・戸建の新築資金 ・住宅ローンのお借換え ・上記に伴う諸費用 |
以下では、特定の項目について、さらに詳しく解説していきます。
年収・勤続年数・雇用形態の基準
住宅ローン審査でまずチェックされるのが「安定した収入があるかどうか」です。auじぶん銀行では、以下のような基準が目安とされています。
項目 | 基準(目安) |
---|---|
年収 | 200万円以上 |
勤続年数 | 未公表 (目安は1年以上が望ましい) ※転職後1年未満も可能 ※法人代表1年未満も可能 |
雇用形態 | 正社員・自営業・派遣社員・会社役員・法人代表 |
勤続年数に関して、明確な基準を公表しておりませんが、目安は1年以上と考えておきましょう。もちろん、長い方が審査に通りやすくなります。
転職後1年以内の場合は、本審査時に職歴書の提出が必要になります。安定した会社や業種、同業他社への転職であれば、金融機関からの印象は良いでしょう。
また、会社役員、法人代表は、本審査時に法人の決算書(直近3期分)を提出する必要があります。
ペアローン・収入合算の基準
auじぶん銀行の住宅ローンは、ペアローン(※連帯債務の取り扱いは無し)と収入合算に対応しています。ペアローンは、お互いに住宅ローン控除の対象となります。また、ペアローン連生団信の取り扱いもしています。
ペアローンや収入合算は、それぞれがauじぶん銀行の住宅ローンにおける借入条件などを満たす必要があると記載されています。年収の基準は200万円以上となりますが、基準に届かない場合は念のため個別に相談してみましょう。
また、産休・育休中の配偶者を収入合算者として申込することも可能です。必要書類はこちら
auじぶん銀行はこんな人も対象者!
auじぶん銀行は、上記に該当する方も審査の対象です。詳細は上記リンクよりご確認ください。
健康状態・団信加入条件
auじぶん銀行では、団体信用生命保険(団信)への加入が住宅ローン契約の前提条件となっています。
また、50歳以下と51歳以上で加入できるプランが異なります。
団信の詳細はこちら
50歳以下:単独団信
種類 | 商品 | 金利上乗せ |
---|---|---|
一般団信 | 一般団信 ※一般団信限定金利 | なし |
ワイド団信 | +0.3% | |
特約付き団信 | がん50%保障団信 | なし |
がん100%保障団信 | +0.05% | |
がん100%保障団信 プレミアム | +0.15% |
50歳以下:ペアローン連生団信
種類 | 商品 | 金利上乗せ |
---|---|---|
一般団信 | 一般団信 ※一般団信限定金利 | +0.2% |
特約付き団信 | がん50%保障団信 | +0.3% |
がん100%保障団信 | +0.35% | |
がん100%保障団信 プレミアム | +0.45% |
ペアローン債務者のいずれかがワイド団信への加入となる場合には、いずれもペアローン連生団信に加入することはできません。
51歳以上:単独団信
種類 | 商品 | 金利上乗せ |
---|---|---|
一般団信 | 一般団信 | なし |
ワイド団信 | +0.3% |
51歳以上:ペアローン連生団信
種類 | 商品 | 金利上乗せ |
---|---|---|
一般団信 | 一般団信 | +0.2% |
ペアローン債務者のいずれかがワイド団信への加入となる場合には、いずれもペアローン連生団信に加入することはできません。
健康状態の確認ポイント
- 告知書による健康状態の自己申告が必要
- 持病や過去の大きな病歴がある場合、団信に加入できず審査NGの可能性あり
持病のある方は、引受基準緩和型団信の「ワイド団信」を検討してみましょう。
信用情報・借入比率(返済負担率)
信用情報は、過去の借入状況や返済履歴から「きちんと返済してきたか」を判断する材料です。auじぶん銀行に限らず、どこの金融機関でも必ずチェックします。
チェックされる信用情報の例
- クレジットカードやローンの延滞履歴
- リボ払いやキャッシングの利用状況
- 過去に債務整理・自己破産歴があるか
他社からの借入は、住宅ローンの返済負担率に影響します。
返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)
一般的には、以下の返済負担率が理想的です。
年収 | 返済負担率(理想) |
---|---|
400万円未満 | 20%~最大25%程度 |
400万円以上 | 25%~最大30%程度 |
返済負担率は、車のローンなど他社からの既存借入も含めて算出します。借入金額が年収に対して過剰だと、審査に落ちる・減額承認になる可能性があります。
auじぶん銀行では、返済負担率の基準を明確に開示していませんが、公式サイトのシミュレーションより目安を把握することができます。※借入を保証するものではありません。
以下では、35年ローンでシミュレーションした結果をご紹介します。借入期間や金利タイプが希望と異なる場合は、公式サイトから自身で試算してみましょう。
【設定条件:期間35年・変動金利タイプ・80%超えの借入・他社借入なし】
年収 | 借入金額 (目安) | 年収倍率 返済負担率 (目安) |
---|---|---|
200万円 | 1,250万円 | 6.25倍 20.7% |
300万円 | 1,870万円 | 6.23倍 20.7% |
400万円 | 2,920万円 | 7.3倍 24.2% |
500万円 | 3,650万円 | 7.3倍 24.2% |
600万円 | 4,380万円 | 7.3倍 24.2% |
700万円 | 5,110万円 | 7.3倍 24.2% |
800万円 | 5,840万円 | 7.3倍 24.2% |
900万円 | 6,570万円 | 7.3倍 24.2% |
1000万円 | 7,300万円 | 7.3倍 24.2% |
1100万円 | 8,030万円 | 7.3倍 24.2% |
1200万円 | 8,760万円 | 7.3倍 24.2% |
1300万円 | 9,490万円 | 7.3倍 24.2% |
1400万円 | 1億220万円 | 7.3倍 24.2% |
1500万円 | 1億950万円 | 7.3倍 24.2% |
公式サイトのシミュレーションでは、以下のように算出されています。
【設定条件:期間35年・変動金利タイプ・80%超えの借入・他社借入なし】
- 年収400万円以下:返済負担率は20%程度
- 年収400万円以上:返済負担率は24%程度
返済負担率の算出方法
年間のローン返済額÷年収×100=返済負担率
公式サイトのシミュレーションは目安となりますので、個別の審査により増額することも減額することもあります。
住宅ローンは、「借りられる金額」ではなく、「無理なく返済できる金額」にすることが理想的です。借入期間や金利タイプ、そして団信の保障内容も考慮しながら、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。
auじぶん銀行は諸費用の借入もOK
auじぶん銀行の住宅ローンは、物件価格80%以内の借入の場合、より金利優遇を受けられます。しかし、80%超えの融資にも対応しており、諸費用は物件価格の10%まで借入可能です。
諸費用とは?
印紙税(売買契約書などに貼付)、登記にかかる登録免許税・司法書士・土地家屋調査士の手数料、住宅ローンお借入れの際に発生する事務手数料、火災保険料、地震保険料、不動産仲介手数料、引っ越し費用 など
ただし以下の点に注意が必要です。
自己資金なしの場合の注意点
- 借入比率が高くなり、返済負担率の条件に抵触しやすくなる
- 金利や審査評価が不利になる可能性あり
- 自宅の評価額をローン残高が上回り、住み替えや売却のハードルが高くなる
できれば諸費用分(物件価格の5~10%程度)は自己資金で用意できると、審査がよりスムーズになります。

金融機関が最も重視する住宅ローンの審査項目
これまでに、auじぶん銀行の住宅ローン審査基準ついて解説してきました。以下では、国土交通省が1,000以上の金融機関を対象に調査した「令和6年度:民間住宅ローンの実態調査」の結果を紹介します。
5割以上の金融機関で、重要視している住宅ローン審査項目は以下の通りです。
引用元:令和6年度 民間住宅ローンの実態に関する調査
審査項目 重要視
(割合)完済時年齢 98.4% 借入時年齢 96.0% 健康状態 95.1% 年収 93.4% 勤続年数 93.2% 担保評価 90.5% 金融機関の営業エリア 90.5% 返済負担率
(返済比率)90.3% 連帯保証 85.5% 国籍 75.6% 雇用形態 69.5% 他の債務の状況や返済履歴 69.1% 融資可能額
(融資率)68.6% 申込人との取引状況 50.9%
年齢や健康状態などの基本的な項目に加え、「年収」「勤続年数」「返済負担率」を重視している金融機関が9割を超えています。
多くの金融機関は、「長期的に無理なく返済可能な人」を総合的に判断しており、審査通過の決め手となるのは「この人なら貸しても大丈夫」という安心感です。
auじぶん銀行の表面的な審査基準は決して厳しくない
auじぶん銀行の住宅ローンは、表面的な審査基準は決して厳しくなく、むしろ幅広いニーズに対応できる基準になっています。
「本審査で審査落ちした」というネガティブな口コミもありますが、auじぶん銀行に限らず、本審査に落ちる・減額承認になることは一定数あります。auじぶん銀行は、業界でも低金利で好条件のため、審査落ちした人のネガティブな感情は、通常よりも大きくなっていることも考えられます。
また、ネット銀行は事前申込みが簡潔化されている傾向があり、本人確認や収入証明などの必要書類は本審査時に提出する金融機関が増えています。申告内容と必要書類に相違がある場合、審査落ちの原因ともなり得ます。事前に必要書類を確認しながら、「提出可能な書類なのか?」「申告内容と相違は無いか?」しっかり確認しておきましょう。
複数に依頼することが後悔しないコツ!
自身にとって好条件の住宅ローンを見つけるためには、「審査に落ちたら恥ずかしい」や「通る保証がないし面倒」などのネガティブな感情は得策ではありません。特別な事情が無い限りは、審査を依頼しなければどんな条件で借入できるかどうか確定しません。
口コミや噂から何となく諦めた金融機関が、もしかすると「自身にとって好条件の住宅ローン」だったかも知れません。優先順位を設けながら金融機関の候補を揃えて、最終的には複数の金融機関に審査を依頼しましょう。
住宅ローン審査を複数に依頼するメリット
住宅ローン審査を複数に依頼するメリットは、以下の通りです。
- 正確に比較できる
表面的な情報では正確な比較は難しく、審査結果が大切です。
人それぞれ、融資条件は異なります。(金利・融資額など) - 落ちてから、また探すは遅い
土地の申込みや物件の申込みなど、売主は契約や決済が伸びることを嫌がります。
時間が掛かり過ぎると、売主から断られることや他者を優先される可能性もあります。 - 万が一の事態に選択肢を増やしておく
本審査は建物の契約後に行われることが一般的なため、不意に審査落ちすると急いで他を探す必要性があり、十分な比較ができません。また、予想よりも「金利が高い」「減額された」などのケースでは、明確に条件が定められていないとローン特約が適用されないことがあります。ローン条件に納得できずに解約する場合は、解約金問題に発展することもあります。
住宅ローンの選択肢を揃えておくことで、比較だけでなく万が一の事態でもスムーズに方向転換することが可能です。
また、auじぶん銀行は、「モゲチェック
」と提携しており、審査通過確率を把握することができます。ほかにも、PayPay銀行・住信SBIネット銀行・イオン銀行なども提携しており、5~10分程度の登録で比較検討が簡単になります。
auじぶん銀行:住宅ローン審査の流れ
auじぶん銀行の住宅ローン審査は、Webまたは一部の店舗で申し込むことができます。また、住宅ローン診断の「モゲチェック」と提携しており、審査通過確率を把握することも可能です。
住宅ローンの「融資条件」は、審査基準や借入希望額、そして申込者の属性により大きく異なります。金融機関との相性を考慮しながら、しっかりと比較して判断するようにしましょう。
auじぶん銀行:事前審査に必要な書類と審査時間
auじぶんのWeb住宅ローン事前審査では、免許証などの書類アップロードが不要になります。
勤務先や物件の情報を入力して審査を依頼します。
審査に要する時間は、最短当日~3日程度となります。
auじぶん銀行:本審査に必要な書類と審査時間
auじぶん銀行の本審査は、Webから必要書類をアップロードするか、一部の店舗に予約して書類を持ち込みます。
審査に要する時間は、3日~10日程度が目安です。
本審査時の必要書類
基本的な必要書類は以下になりますが、申込内容により追加書類が必要です。
本審査 必要書類シミュレーションより必要書類を検索できます。
auじぶん銀行:基本的な必要書類
- 本人確認書
・住民票の写し
・運転免許証またはマイナポータルの運転免許証情報画面
・健康保険証またはマイナポータルの健康保険証情報画面 - 収入関連書類
・源泉徴収票
・住民税決定通知書または課税証明書 - 物件関連書類
・売買契約書
・重要事項説明書
・パンフレット・チラシなど
・建築確認済証または建築確認通知書
・建築確認申請書
・建物配置図・各階平面図・立面図
・工事請負契約書
・追加工事契約書
※申込内容により必要書類は異なります。必ず公式サイトより再確認してください。
auじぶん銀行の住宅ローンはどんな人に向いている?
auじぶん銀行は「オリコン顧客満足度®調査」により、住宅ローン団体信用生命保険の充実さランキングにおいて、2022年から3年連続第1位を受賞しています。
金利の安さに加えて、団信の充実、長期の借入にも対応していることが魅力です。しかし、すべての人にとってベストな選択とは限りません。ここでは、auじぶん銀行の住宅ローンが「向いている人」と「向いてない人」の特徴を整理して紹介します。
向いてる人 | 向いてない人 |
---|---|
80%以内の借入の方 50歳以下で一般団信の加入を検討している方 au商品の利用ユーザーの方 ペアローンを検討している方 35年以上のローンを検討している方 | 実店舗での相談が必須で店舗がない地域の方 長期間の固定金利を検討している方 |
80%以内の借入は優遇金利が適用
auじぶん銀行の住宅ローンは、物件価格の80%以内と80%超えの金利優遇幅が異なります。
80%超えの融資は諸費用も10%まで借入することが可能となり、他と比較して金利も低水準ですが、80%以内の融資は最も優遇された金利で借入可能です。
50歳以下の一般団信限定金利
50歳以下の一般団信加入を対象にした限定金利が、auじぶん銀行の最安金利です。
一般団信とは?
- 死亡
- 高度障害
- 余命6カ月
上記のローン残高保障に絞ったシンプルなプランです。
加入条件が緩和されたワイド団信をご利用の場合は、0.3%の金利上乗せです。
住宅ローン金利優遇割(モバイル・電気など)
住宅ローン金利優遇割は、「携帯電話」「電気」「インターネット」「TV」の各サービスと住宅ローンを一緒にご利用することで適用されます。組み合わせは自由で、最大0.15%の金利引き下げになります。
項目 | 金利引き下げ率 |
---|---|
携帯電話 | -0.07% |
電気 | -0.03% |
インターネット | -0.03% |
(戸建専用) | TV-0.02% |
単品でもセットでも、組み合わせ自由に選択できます。
ペアローン・最長50年ローンに対応
auじぶん銀行は、ペアローン・最長50年ローン(金利0.1%上乗せ)に対応しており、必要に応じて住宅の選択肢を広げることが可能です。
また、ペアローン連生団信もあるため、万が一の備えとしてリスク対策もできます。
長期間の固定金利には不向き
auじぶん銀行の住宅ローンは、最大35年まで固定期間を選択できますが、金利水準は高めです。
固定金利の利率はこちら
全期間や長期間の固定金利は、フラットの方が金利が低いです。フラットなら実行件数No1の取り扱い実績のあるARUHIを検討してみましょう!
auじぶん銀行の住宅ローンは、「一般団信限定金利」×「住宅ローン金利優遇割」の組み合わせが最も金利優遇されています。

auじぶん銀行の住宅ローンは「より身近な選択肢に」
2025年のKDDI完全子会社化をきっかけに、auじぶん銀行の住宅ローンは、より利用者目線へと舵を切っています。
「厳しめ」と言われた審査も、ペアローン連生団信や50年ローンの導入などにより多様なライフスタイルや属性に対応しやすくなっています。
また、一般団信限定の金利優遇や、モバイル・電気などとのセットによる金利割引もあり、条件がそろえば非常に魅力的な住宅ローンと言えるでしょう。
審査に不安がある方も、あきらめるのではなく、どのような条件になるかを確認してみることが大切です。
auじぶん銀行も含めて複数の選択を揃え、臨機応変に対応できる状況が理想的です。その中から、自身にとって好条件の住宅ローンを選択しましょう!